寂しがり屋のお姫様







2時間ぐらいしてから辰堵さんが帰ってきた。



辰「え……早くね?」



「ばれないように出てきたかったので……。」



辰「そうか…。
まぁ入れよ。」



辰堵さんが鍵を開け、私達は中に入った。
そしてソファーに並んで座った。



辰「ここに来たって事は俺んとこに戻ってくるってことだよな?」



「……はい。」



辰「そうか…。

……おかえり、稚胡。」



「……ただいまです。



あの!!
裕斗さん達には何もしないって約束していただけますよね!?」



辰「…そんなあいつらが大事なのかよ。


わかった。
稚胡が俺のところにいる限り、あいつらには手ださねぇ。
約束するよ。」



「…ありがとうございます。」




辰堵さんがぎゅっと私を抱しめてきた。




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