その日の夜、変わりなく裕斗さんと一緒に寝転がっていた。




裕「…今日あいつに何言われた?」



「……特に何もいわれてないですよ?
ただ世間話を少々しただけです。」



裕「ほんとか?」



「はい。

……裕斗さん、1つ聞いてもいいですか?」



裕「なんだ?」




私は一度深呼吸をした。
裕斗さんの答えによって私の決意が固まるから……



「裕斗さんにとって…桜龍はどのような存在ですか?」






裕「大切で、守るべき存在だ。

大切な仲間がいる桜龍を…俺はこれからも守っていく。」




真っすぐな目で見つめられ、そう言われた。




「そうですか…。
ありがとうございます。」



裕「いきなりどうしたんだ?」



「いえ、前から聞いてみたかっただけなので気にしないで下さい。


それじゃぁおやすみなさい。」



裕「……お休み。」





私は裕斗さんのぬくもりを感じながら眠りについた。





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