寂しがり屋のお姫様






色々考えていると辰堵さんと会う時間になった。
私は今辰堵さんの家の前に立っている。
…インターホンを鳴らす勇気がなくただただ立っていた。


すると辰堵さんが出てきた。




辰「…久しぶり。
来てくれたんだな。」



「お久しぶりです。
お話があるみたいなので…。」



辰「とりあえずあがれよ。」




久しぶりの辰堵さんの家に緊張しながらも中へ入った。
そして中にあるソファに並んで座った。





「お話とはなんですか?」



辰「あー…俺さ、他の女と手きった。」



「え…?」



あの辰堵さんが…?



辰「稚胡と別れて…なんか嫌だったんだ。
んでやっと気づいた…。



俺まじで稚胡に惚れてたんだよ…いや、今でもそうなんだ。
好きなんだ…。



俺んとこにもう一回戻ってきてくれねぇか?」



辰堵さんが…私を……?
本当に……?





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