寂しがり屋のお姫様






裕「……やれ。」





すると一斉に女子達の髪を刈上げ始めた。
女子達は泣き叫び、周りはそれを見て息を呑んだ。






全部刈上げた後自分の髪を見ながら泣いていた。




裕「髪は女の命らしいな。
まぁ心臓えぐられるよりマシだろ?


…お前らの髪は時間がたてばまた元に戻る。
だが稚胡の心の傷はいくら時間がたったって消えやしねぇんだぞ!!」




その後黒いスーツを着た裕斗さんの家で見た人達が女子達を連れて行った。
そして裕斗さんは私を抱き上げた。






裕「忠告だ。


……稚胡に手だした奴は今以上に地獄を見せてやる。」





そのまま朝礼台をおり、屋上へ連れて行かれた。
何がなんだかまだ理解が仕切れていない私は今混乱状態だ。
屋上に全員が集まると今日のことについて話し始めた。





力「実は昨日のバスの会話を録音しておくように稚胡のクラスの男に頼んでたんだ。
それであの会話のことを知って…」



源「まだ今日のはましなほうだぜ?
ほんとなら半殺しってとこだろ。」



由「まぁでも…急に驚いたろ?」






そう聞かれたので素直に頷いた。




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