寂しがり屋のお姫様




誰と誰がペアになるかですごいもめ始めたので全員で入る事にした。
中は薄暗くて少し寒かった。




義「なんか気味悪いな。」



源「あぁ。」




すると井戸の中から血だらけの人が出てきた。



義「ぎゃぁぁぁ!!」



源「うぁぁっ!!」




…リアクションオーバーすぎるでしょ。
それからも人が出てくるたびに二人は騒いでいた。

歩いていると靴紐がほどけたのでしゃがみこんで結んだ。
そして立ち上がると後ろに気配を感じた。




振り返るとゾンビみたいな人が立っていた。




「うぉっ!!」



いきなりの登場で驚いているとそれに気づいた裕斗さんがゾンビを睨んでいた。
…っていっても薄暗いから威力半減なんだけどね。
私はゾンビの目を見ながら言った。







「お仕事お疲れ様です。
怪我しない程度に頑張って下さい。」




そんな私の反応を見てぽかーんとみんなしていたので、無視してすたすたとゴールまで行った。




ゴールについてからすぐに皆も来た。






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