寂しがり屋のお姫様




しばらくしてシャワーを浴びてきた辰堵さんがキッチンに来た。



辰「飯何?」



「ミートスパゲッティーです。」



辰「ん。」



そう言ってリビングのソファーに座りテレビを見始めた。
するとふと思い出したように私に聞いてきた。




辰「お前さー、俺が他の女といてなんで何も言わねぇの?」



「……言ったところで何も変わらないと思うからです。」



辰「わかってるじゃん。」



「出来ましたよ。」



スパゲッティーをテーブルに置くと急いで食べ始めた。



辰堵「稚胡の料理まじうめぇな。」



「ありがとうございます。」




その言葉だけでとても幸せになれる…。
小さい頃からお母さんに料理教えてもらってて良かった…。




食べ終わった後、ソファーで二人並んで休憩する事にした。





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