寂しがり屋のお姫様





「ゆ……裕斗さん?」



裕「いつもあんなんか?」



「え……。」



裕「客とだ。
いつもあんなふうに喋ってんのか?」



「あ…そうですけど……。」



裕「はぁー…。
稚胡、バイトは全部辞めろ。」



「…どうしてですか?」




裕「生活費や学費は俺んとこが出す。
だから問題ねぇだろ?」



「学費くらいは自分でっ…」



裕「駄目だ。」



「せめてバーだけ!!
それだけさせてください!!

中学の頃からお世話になってて…だからお願いします!!」




頭をさげて必死でお願いすると裕斗さんは折れてくれた。




裕「……わかった。
その代わり送り迎いはする。
客ともベタベタするなよ。」



「わかりました。」




コンビニとファミレスは辞めると電話しないと…そう思っていると家に着いた。





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