寂しがり屋のお姫様




女がいなくなった後裕斗さんは私を抱き上げてお姫様抱っこしだした。
そのまま何処かへ連れて行かれそうになったが授業がある事を思い出した。



「授業があるのでおろしてください……」



裕「駄目だ。」




スパッと言われたので諦める事にした。





連れて行かれた場所は保健室だった。
そして椅子の上におろされた。



裕斗さんが治療をしてくれた後、裕斗さんは私を膝の上に乗せて頭を撫でた。
しばらくそうしていると力也さん達が来た。



力「おいおい……
人が動いてやってるときになにいちゃついてんだよ。」



裕「…ありがとな。」



力「ったく……。

稚胡、あの女たちならもうここに来ないから安心しろよな。」



「来ないって…何をしたんですか?」



裕「お前は知らなくていい。
それより何のバイトしてるんだ?
売りしてるとか嘘だろ?」



そう言ってポンポンと頭を叩いてきた。



「…コンビニとファミレスとバー。」



源「3つも!?」



「生活費とかいろいろ必要なので…」



"生活費"という言葉に全員がは?という顔になった。




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