家に帰ってシャワーを浴び、そのままベッドに倒れこんだ。
それからしばらく寝て起きてを繰り返してから学校へ行く準備をし始めた。




………眠い

なぜか妙に眠い…




眠気に耐えながらも必死に学校へ行った。



私が裕斗さん達と一緒にいたことがすでに学校中で広まっていた。
そのせいか今までとは比にならないくらいの視線や罵声がとびかった。


靴箱の中には大量の紙屑。
"調子に乗るな"などといった言葉がたくさん書かれている。
私はそれらをゴミ箱に捨てて教室へ向かった。




ガラッと開けた瞬間、一斉に全員がこっちを向いてきた。
そして女子達が私の前へ来た。



女「裕斗様達にまで体使うとかほんとありえない!!」



女「あんたはそこら辺のオヤジ相手に体売っとけば?」



女「言えてるぅ~。
ってゆーか、あんた生きる価値すら無いんだから早く両親の所にでも逝ったらぁ?」





そう言ってキャハハと笑った。




女「とにかくお前うざいんだよ!!」



そして今度は思い切り廊下に突き飛ばされた。
私はいきなりのことで対応出来ずそのまま倒れてしまった。
そんな私を今度は蹴ってきた。






……どうして私がこんな目にあわないといけないの?

……私がいつ体使ったって言ったの?





そう思いながら我慢していた。




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