寂しがり屋のお姫様





最後の方は怒鳴りながら辰堵に言った。
辰堵は少し考えてから頭を抱え込んだ。




辰「俺…稚胡がいねぇと……辛ぇよ…。
俺はどうすりゃいいんだっ…!」



男「探すしかねぇだろ。」



そして男は辰堵の肩をぽんっと叩いた。



男「これで終わりなんて嫌だろ?」




すると辰堵は頭をあげ、真剣な目をした。
その目はまさに何か決意したような目だった。




辰「嫌に決まってる。
……見つけだしてやる、必ずな。」



男「俺や下の奴らも頼れよな。」



辰「…さんきゅ。」



男「さっそくあいつらんとこ行って説明行こうぜ?」





二人はバイクにまたがり何処かへ行った。









………辰堵とこの男は一体何者なのだろうか







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