寂しがり屋のお姫様





?「っっ!?
触るなっ!!

ってぇ……」



こいつ馬鹿?



「そんな怪我してるんだから痛いのは当然ですよ。
止血するだけですからおとなしくしろ、です。」




?「何で女なんかっ…うぅっ……」



痛みに堪えているのを横目で見ながら止血をした。




「人呼べますか?」



?「いけるっ…」



「そう、じゃぁね。」



?「……ありがとな。」




お礼を言われたがあえて聞こえない振りして家に帰った。




お風呂に入りいつも通り寝て起きての繰り返しをして朝を迎えた。














この出会いが私の生活を変えるだなんて一ミリも思っていなかった。









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