寂しがり屋のお姫様




そんなことをしていると午後の授業の5分前になった。









私はベランダにいた私を屋上から見られていたことにも気づかずにいつも通り教室に戻った。










それから授業を全部受け、私は急いでスーパーに向かった。
何十個もゼリーと数袋の飴をかごに入れレジに持っていった。



それから袋に入れ家に帰って冷やした。
すぐに着替えて化粧をし、バイトへ行った。






「どもでーす。」



店長「お疲れ。

……お前飯食ったか?」



「昼食べたよ。」



店長「夜は?」



「…帰ってから食べる。
さっきちゃんと買ってきたし。」



店長「はぁー…
どうせゼリーとか飴とかだろ?

ほら、これやるよ。」



そう言ってコンビニのおにぎりをくれた。



「ありがとう。」



店長「礼言うくらいならちゃんと飯食え。
俺お前に会うたびに毎回言ってる気がするんだけど。」



……言われてみればそうかも。
私はそう思いながらもらったおにぎりを食べた。




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