寂しがり屋のお姫様




ちなみに私の容姿は黒色のストレートヘアー。
顔は幼い頃から大人びていて、自分で言うのもなんだけど美人の部類に入ってる。
まぁまわりが美人とか言うからそうなんだーって感じなんだけどね。
化粧はもちろんする。
バーで働くのは18歳以上らしいから客にばれたら困る。
…従業員は私の年齢をもちろん知ってる。



それ以外では極力お金は使わないようにしている。
服もできるだけ安い日に買ったりするけどあまり買わない。
髪の毛も染めるのに維持費が大変なのでしていない。




生活費と学費で正直ギリギリなのでお金を使う暇がない。




はぁー…と思いながら時計を見ると5時前だったのでバイトに行く事にした。
…もちろん着替えて化粧もしてからだけどね。






バイト先も近いと所を選んだ。
全て学校から直接いける所。
基本週4バーで働き、1日ずつコンビニとファミレスで働いてる。
コンビニだけにしようと思ったけど従業員が多いと言われ、一日しか無理と言われたからファミレスでも働く事にした。
…ファミレスも同じ事言われたから丁度よかったんだけどね。



でもたまにバーでのバイトが終わってから急な欠席が出た時は行く。
…だからたまに1時間も寝れない日がある。
まぁ1人だと寝れても精々3時間くらいだし別に構わないんだけど。





そうこうしているうちにバイト先に着いた。
バーの名前は至ってシンプルに"bar".
……そのまんまじゃん、と最初は軽く心の中で突っ込んでいた。
従業員用の出入り口から入ると中に店長がいた。



店長「おう!!
今日休みなのに悪ぃな。」



「暇だったからいいよ。
それに私も働きたかったし。」



店長「ありがとな。
んじゃ準備すっか。」




私は店長といつも通り準備を始めた。




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