急に恥ずかしくなり、私は裕斗さんの胸に顔を押し付けて隠した。
するとふわっと裕斗さんが抱き上げてくれた。
裕「やっと稚胡が戻って来たんだ……二人でゆっくり話させろ。」
政「あぁ。
ゆっくり話してこい。」
文「無茶したら駄目だからねー?」
裕「……何言ってんだよ。
ただ話するだけだ。」
私はそのままの状態で部屋に連れて行かれた。
私はすぐに顔をあげ、政人さん達に聞こえるように言った。
「ありがとうございます!!」
二人は微笑んでくれた。
部屋に着くとベッドの上に座らされた。
その隣りに裕斗さんが座った。
裕「約束してほしい。
今度から何かあったら絶対言ってくれ。
もう二度と…あんな思いしたくねぇ……。
俺が稚胡を守る。
絶対守るから……。」
「本当に…?」
裕「あぁ。」
「…約束します。
裕斗さん……大好きですっ。」
そう言うと少し強引にキスしてきた。
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