寂しがり屋のお姫様





そして辰堵さんは真っすぐ裕斗さんを見た。




辰「桜龍総長、浅井裕斗に……






……タイマンを申し込む。」



辰堵さんが卑怯な手を使わない事に下っ端が驚いていたが、それを気にせず辰堵さんは真っすぐ見ていた。
裕斗さんはフッと笑ったがすぐに真剣な目をした。。



裕「そのつもりでここへ来た。
そもそも俺が申し込んだんだ……受けないわけねぇだろ?」



二人はゆっくりと広いところまで行き、互いに向かい合った。
そして…








辰「おらぁぁっ!!」



裕「……潰す。」




殴りあいの喧嘩がはじまった。
総長同士ということもあり、避けたり殴りかかったりの繰り返しだ。
殴られても二人ともすぐには倒れない。

でもやっぱり……













辰「ぐはっ!!」




全国№1総長は強かった…。




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