男嫌いなあたし。

とりあえず礼儀だから

コンコン、とノックをする。

「澪ー?」

「う、うん。」

「入っていーぞ。」

返事が返ってきたところで、部屋のドアを開けた。

「よ。っ…//可愛いじゃん。」

「ほ、ほんと?」

「おう。めっちゃ可愛い。似合うな。」

「…ありがと///」

照れるなー///

「あれ?澪奈?」

「あ、茂長。」

「っ…///め、めっちゃ似合ってる///」

「…あ、ありがと///」

茂長は、若干顔を赤くして

でもあたしの目を見て、そう言ってくれた。

「じゃー行くか。」

「うん。」

「だな。」

3人仲良く揃って、部屋を出る。

あまりにも自然な光景だった。