「っしゃぁ終わったぁ。」

「やったね。」

2時間後。

ふぅーっと伸びをする

あたし達の姿があった。

テストばっかって、やっぱり疲れるよねぇ。

「じゃ、帰るか。この後は自由解散だろ?」

「うん、帰ろっか。」

多分車もきてるだろーし。

あたしはさっさと帰る準備をして

2人の間に入った。

「テストの発表明日だっけ?」

「うん。10位まで張り出しでしょ?」

「みたいだな。何位にはいっかなぁ。」

「どーせ500点満点でしょ?」

「「それは澪〔澪奈〕だろ!」」

いやいや、愁達も500点だったじゃん

前回のテスト。

「とりあえず、帰ろ。」

「うーい。」

廊下をテクテク歩いてると

窓から差し込む日差しが、ちょっとだけ暑かった。