「はふぅー…。疲れたぁ…。」

「だ、大丈夫か？ベッドに寝ててもいーぜ？」

「んー。そうする。」

あたしが、ばふっとベッドに座ると

そのすぐ隣に、茂長が座った。

「ぷっ…。まじ疲れてんな。」

「しょーがないじゃん。」

「よしよし。お疲れ。」

茂長はポンポン、とあたしの頭を撫でてくれた。

愁とはちょっと違うような

それでも優しいような。

そんな感じ。

「ありがと。…悠斗。」

「お、おまっ…。」

「へへー。優しくしてくれたお礼。」

「…素直な奴。」

茂長は、ぼそっと呟いていた。

「茂長ー。」

「ん？」

「ちょっとだけ肩貸してー？ほんとに疲れたかも。」

「お、おう…。」

「ありがと。」

あたしは、隣にいる茂長の肩に

頭を預ける。

あー

楽チン。