とりあえず、眠かったあたし達は

図書室へ場所を移動。

屋上じゃあ、ちょっと日差しが強いのだ。




「…ここ?」

「おー。図書室。ほら、あのドア。」

「へー。あんなところに部屋があるんだ。」

「おう。入ろーぜ。」

がちゃ、とドアを開けると

中は思ったよりも広くて

茂長が言ったとうりおっきいソファが置いてあった。

「わー。ふかふか。」

「やっべぇ。マジで眠みー。」

ぼふっとソファに腰を下ろして

そのまま横にごろんと倒れる。

目を瞑ったら、そのまま眠ってしまいそうだ。

「おやすみー。」

ほんとに寝不足だったみたい。

眠気に勝てる気がしない。

そのまま身体をあずけて

あたしは眠ってしまった。