「愁様とはいつも仲良くしてらっしゃいましたけど…。他の男の方を、この家に入れたのは初めてですよね。」

「ま、まぁね?」

「少しだけ気を許しておられる、と言うことでよろしいのですか?」

「う…。い、いいよ。別に。」

ふぃ、と顔を逸らす。

だってだって…。

こうゆう話題って、恥ずかしいじゃん。

「も、もう身体洗って出るから///」

「そんなに唐突に言わなくても…。」

「いーでしょ。あっついの!」

メイドさんの言葉も遮って

あたしは湯船から上がった。

お湯であっついのもあるけど

もっとなんか他の理由で、身体が熱いような気がした。