男嫌いなあたし。

「ふ、2人共…?」

「お、わりわり。」

「なんでもねーよ。」

「そう…?」

よくわかんないけど、なんでもないって言うなら

そうなんだろう。

「とりあえず、仲良くしよーぜ?」

「うん。」

「おう。」

茂長も、ちゃっかりあたし達の近くの席に座ってるし

まぁ…他の男子みたいに嫌な感じはあんまりしないから

いっか。



『席につけー。』

がらっとドアをあけて入ってきたのは

このクラスの担任の先生だろう。

げっ…

男の先生だ…。