男嫌いなあたし。

愁said

「はぁ…。」

俺は、1人屋上で座っていた。

どうしてかって?

あいつらを見てるのが辛かったからに決まってんだろ。

「捕られちまったな…。」

俺は知ってる。

澪は、本当に好きな人じゃないと名前で呼んだりしない。

男子はもちろん、女子もそうだった。

俺の奴以外の隣になんて

きっと寄り添ったりしないだろうって思ってた。

「なんでこんなにモヤモヤすんだよ…。」

空は思いっきりの秋晴れで、

それでも俺の心が晴れることなんて無かった。

あいつらが付き合うことになって

よかったじゃんって笑っていえると思っていたのに

心からそんなこと

いえるわけねーじゃん。

俺は、澪が好き

でも、澪が他の奴を好きなら

それを見てるのもいいって思ってる。

なのに、なんでだろうな

“俺のものにしたい”

なんて、こんなことを思うようになるなんて。



…俺、どうしちゃったんだ…?

愁said.end