男嫌いなあたし。

「ちょっ…///」

「手ぇ繋ぐくらいいいだろ?てか、体温高いって。」

「…ばか。悠斗のせいでしょ…?」

「俺?」

自分を指差して、首をかしげている悠斗。

無自覚って、こうゆう奴のこというんだ…。

「あ、あたし、男子と付き合ったことないんだからっ。恥ずかしいのっ///」

「そっか。わり。じゃあ、慣れるまで待ってやる。」

そう言って、あたしから少しだけ距離をとる。

そんなにいきなり離れられたら

寂しいじゃんか…。

「も、もうちょっとだけ…。」

「ん?」

「もうちょっとだけ、近くにいて…?」

「おう。」

そう言って、また距離をつめる。

離れて、くっついて

どこまでそれを続けるんだろう。

いつか、ふつーに

悠斗の隣を歩けるように、なるんだろうか。

嬉しいはずなのに、やっぱり

どこか不安で。

何よりも、悠斗がいつかは

本当に離れて行っちゃうんじゃないかって

そればっかりが、不安で仕方ないんだ。