男嫌いなあたし。

『お、流石。いいベッドじゃん。』

『あたしも好き、このベッド。ふかふかなんだもん。』

『澪は細せーからな。かたい所で寝ると痛てーだろ?』

『うん、背中が痛くなるの。』

あたしはばふっとベッドに横になって

そうしたら、疲れてるわけでもないのに

自然とあくびが出た。

『あー…。ほんとに寝れそう…。』

『俺も。』

だんだん意識がぼーっとしてきて

目の前が暗くなってくる。

あぁ…

どうしよ。

ほんとに寝ちゃうかも。