男嫌いなあたし。

あたしも、愁も、もちろん茂長も

あたし達がトップ成績なのはわかってたわけで。

掲示板なんて見ないで

そのまま教室へ行った。




がらっとドアを開けると

いつもとは少しだけ違う、異様な空気が漂っていた。


「きたきた…。泉川さん達だ…。」

「3人揃って、500点満点でしょ…?」

「でも、直前も勉強してなかったんでしょ?」



「すっげー…。俺達まで噂されてんのな。」

「はは。まぁ、500点満点ならなぁ。」

「うぅ…。助けて…。」

あたしは、2人の後ろに隠れた。

だって…

皆が見てるんだもん…。

「い、泉川さん…。」

「っ…!?な、なんでしょう…?」

いきなり声をかけてきたのは

昨日も会った、あの女の子。

なんのよう…?