横断歩道を渡り、 右へ曲がって左へ。 バスに乗って1時間、 歩いて30分―――――。 「やっと着いた・・」 着いたのは、大きくて 広くて古い倉庫の様な場所。 ギイィィッと音を立てながら ドアを開けた。 「あの・・誰かいますか・・?」 心臓がドキドキ高鳴って来た。 緊張? 期待? なんかどっちも違う気がした。