「本当のことですよ。
現に私は体を使わなくとも№1なんですから。
私、何か間違った事を言いましたか?
ってか文句言う暇あるならもっと自分磨きしたらどうですか?
……体でしか稼げないなんて風俗で働いてるのと同じなのよ?」
後ろでぎゃーぎゃー騒いでいるのを無視して私は仕事の準備に取り掛かった。
……もしかしてお客様の耳にも入ってたりするのかな。
まぁその時はその時で対応すればいっか。
身だしなみを整えてから私は店に戻った。
「いらっしゃいませ。」
今日もお客様がたくさん来てくださった。
そしてやっぱり……
客「花森組組長とできてるとか聞いたんだけど…。」
お客様全員がそう聞いてきた。
それに対して私は何回も同じ事を言い続けている。
「お付き合いしていますよ。
ですが仕事の時は関係ありませんので安心して下さいね。」
そう言うと全員が安心したような顔になる。
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