夜×裏 -運命のヒト-







はぁー、とため息をついてから周りを見渡しながら言った。







「確かに私はさっきまで花森様と一緒にいました。
ですが場所はホテルではなく…花森様の家、花森組にです。」







そう言った瞬間がやがやと騒ぎ始めた。
でも私は言い続けた。





「体でどうこうしようなんて私は思った事はありません。
っていうか体なんて使わなくても私は十分お客様を満足させることが出来ます。










……あなた達と違ってね。」





私の言葉に怒ったのか他のキャバ嬢も私に文句を言ってきた。
"調子乗るな"とか"ブスのくせに"とか……小学生見たいな悪口ばかりだけどね。








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