柚「若葉大丈夫か!?」



「…オーナー、ここでは魅姫ですよ。」



柚「今全員仕事中だから来ねぇよ。
それより大丈夫か?」



「…酔っただけだから平気。
柚こそ仕事あるんじゃないの?」



柚「俺の仕事とかどうでもいいんだよ。

……珍しいな。
お前が酔うなんてさ。」



「あー…まぁ滅多に酔わないからね。」



柚「何かあったのか?」



「何もないよ。
ただ寝不足なだけ。

それに横になったら少しましになったから今から仕事戻るね。」



柚「…無理すんなよ?」



「うん。」





そっと立ち上がったのはいいものの、やっぱり若干くらくらする…。
でも仕事…迷惑だけはかけられない。



私は自分にそう言い聞かせながら職場へ戻った。







ボーイにかなり心配そうな目で見られたがにこっと作り笑いで返しておいた。
そして私は育斗の姿が目に入ったので育斗の所へ行った。





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