夜×裏 -運命のヒト-





柚「最高だな!!

育斗……言っただろ?
魅姫はそういう奴なんだ。


こいつにはお前の事話したんだ。
一応このあたりの土地の管理者だし、後でばれたらうるさいし。」



「ってことは私が未成年だということも……?」



柚「そうそう。
あ、年齢だけな。
なぜ働いてるとかは言ってねぇから。」



…なるほど、そう思っていると花森様が復活した。



育「…いい女だな。
気に入った。」



「ありがとうございます?」



育「お前男いんのか?」



「男…?
あぁ、彼氏はいませんよ。
今は作っているほど暇じゃないので。」



育「んじゃ俺の女になれ。」



「は……?」



意味がわからないと思うのは私だけだろうか……。



「無理です。」



育「チッ……明日から時間があればここへ来る。
その時は相手しろ。」



「わかりました。
楽しみにお待ちしております。」



育「……そろそろ帰るわ。」



柚「わざわざありがとな。
それと、うちの従業員もらう時は俺に一声かけろよ。」



育「あぁ。」






そして彼はさっそうと帰っていった。
その日はそれで勤務が終了し、家帰った。





.