「お疲れ様でしたーっ。」
あれから何事もなく無事に仕事を終えて店から出た。
するとそこに帰ったはずの育斗がいた。
育「お疲れ。」
「帰ったんじゃなかったんですか?」
育「一回帰った。
仕事入ったし、終わるまで時間あったし。」
育斗が帰ってから仕事が終わるまで、3時間近くあった。
確かにその間に仕事できるよね…。
私は育斗が仕事をきちんとしていることに安心した。
…だって組員達が可哀相だし!!
「お仕事お疲れ様です。」
育「まぁたいしたことなかったけどな。
それより…今プライベートだよな?」
「仕事終わったんでそうなりますね。
…ってまさかそのためにここにいるんですか!?」
育「当たり前だろ。
たいしたことない仕事だったがそのために急いで終わらせてきたんだからな。」
……やっぱり組員さんかわいそうだ。
「……来週の今日に休みとります。
その日は大丈夫ですか?」
育「あぁ。
1時に迎えに行く。」
「お願いします。」
きちんと約束をしてから家まで送ってもらった。
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