次の日…ピアスをしてお店にでた。
お客様からはかなり好評だった。



そしてやっぱり……





育「ちゃんとつけてるんだな。」



育斗がお店に来た。
……本当に仕事は大丈夫なのだろうか。
私が仕事の日は必ず顔をだす組長さん…なんか組員が可哀相に思える。




「もちろんです。」



育「…なぁ、次いつ時間ある？」



「今のところ休みはないですけど…。
いつも柚…オーナーが休めと言ってくるまで働いてます。」



育「そうか…。」



「それがどうかしましたか？」



育「いや…次は待ち合わせとかしたいっつーか……」



……この人本当に組長ですか？
発言がかわいらしいんですけど…。



「えっと…ここでは外の約束はしていないので……。」



育「…そうか。
ここじゃなければいいんだな？」



「ま…まぁプライベートの時なら……」



育「わかった。」




育斗はそうこたえると会計をしてからお店を出た。
…一体何なんだろう。



そんなことを思いながらも仕事に精一杯打ち込んだ。




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