家に着き、リビングへ行くと育斗にビニール袋に氷を入れて持ってくるように言われた。
それを持って育斗が座っている隣りに座ると耳にあててきた。
「すっっごく冷たいんですけど!!」
育「まぁ氷だからな。」
「すっっごく痛いんですけど!!」
育「まぁ冷やしてるからな。」
適当に返事をされながら冷やし続けた。
しばらく冷やし続け、感覚がなくなったと思ったら育斗は氷を離してピアッサーを出した。
それを見た瞬間少し体が震えた。
育「…止めるか?」
「してください!!」
育「わかった。
……いくぞ。」
身構えたと同時にバチンと耳元で音がした。
……でも思ったより痛くない。
育「もう片方もするから氷当てとけ。
その間こっち消毒するから。」
育斗は手際よくもう片方もしてくれた。
もちろん両方消毒も忘れずに。
しばらくしてから穴がふさがる前に買ってもらったピアスを耳につけた。
「どうですか?」
育「似合ってる。
仕事の時もつけろよ。」
「もちろんです。」
それからまた少しお喋りしてから育斗は帰っていき、私ははしゃぎまくって疲れたので寝る事にした。
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