オーナー室のノックし、中に入った。



?「若葉じゃねぇか。
どうしたんだ?」



オーナー改め水谷柚留(ミズタニユズル)。
元ホストで結構上まで上り詰めたとか聞いたことがある。



「…オーナー、今は仕事中ですよ。」



柚「誰も来ねぇしいいだろ。
若葉も普通に話せよ。」



「はぁー……柚、お客さん来たよ。
花森育斗様って方なんだけど知り合い?」



柚「あぁ、育斗は俺のやんちゃしてた頃からの知り合いだ。
ここへつれてきてくれ。」



「はーい。」



柚は暴走族で一時期やんちゃしまくってたらしい。
ってことはあの人もやんちゃしてたのか…そんなこと考えながら彼のところへ行った。




「花森様、オーナーがいる部屋まで案内します。」



育「頼む。」



そんなこと話しているとボーイが近づいてきた。



ボーイ「魅姫さん、俺がご案内しますので接客のほうよろしくお願いします。」



「わかりました。
では花森様、ここで失礼いたしますね。」



その場をさっと離れ仕事に戻った。
色々な人の相談や悩みを聞き、楽しくお話したりした。






閉店15分前に花森様がオーナーと一緒に出てきた。
そして私はオーナーに呼ばれたので二人が座っている席へ行った。




「お話は終わったのですか?」



柚「あぁ。
つか魅姫に会わせるためにここに呼んだんだよ。」



「私に…ですか?」



柚「あぁ。
こいつ花森組の組長なんだ。
親父さん病気で出来なくなったらしくてな。
歳は28で俺と同いだ。」



「そうなんですか…。」



オーナーと話していると花森様に隣りに座るように言われたのでおとなしく座った。




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