私は思わず涙が出てきた。
玩具としてしか…私は生きる価値がないの……?
すると育斗が思い切りあいつを殴った。
強すぎて少し体が飛んだ。
そしてその場に倒れこんだ。
育「ふざけたことぬかしてんじゃねぇぞ!!
お前の方が生きる意味がねぇんだよ!!
若葉にしてきたことそのままお前にしてやろうか?」
殺気を思い切りだし、あいつの睨みつけている育斗を見て…やっぱり組長なんだなと思った。
あいつはもろに殺気を浴びせられているせいかかなり真っ青で震えていた。
育「俺の好きな女の親だから我慢してやろうと思ったのに……。」
父「お…お前……何者だ!?」
「花森組組長、花森育斗。」
父「は…なもりっ!?
すいませんでした!!
もう二度とここには来ないので許して下さい!!」
さっといきなり態度が変わった。
……まぁ極道だと知ったらそうなるよね。
そんな中育斗は誰かに電話をしていた。
電話が終わり、あいつの近くにしゃがみこんだ。
育「……んなことで許すとでも思ってんのか?
その様子じゃ…俺の噂は知ってるよな?」
……何それ。
父「は……はい…。」
さっきより倍震え出した。
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