少し落ち着きを取り戻してから言った。 「…大丈夫です。 少し怖い夢見てしまったので……。」 看護師「そうですか…。 なにかあればすぐにナースコールを押してくださいね。」 「ありがとうございます。」 看護師は病室を出て行った。 私は自分の手で自分の顔を覆った。 「…怖い……怖いよ……。」 声を殺しながら涙を流した。 怖くて…苦しくて…どうすればいいのだろう……。 「……ダレカタスケテ」 誰にも聞こえない声で呟いた…。 .