夜×裏 -運命のヒト-





男達が去っていった後、花森様が近づいてきた。



育「魅姫、大丈夫か?」



「あ…大丈夫です……。
よくわかりましたね、私今こんな姿なのに…。」




制服姿で夜のときとは全く違うのに…。




育「どんな姿でもお前はお前だ。
わかるに決まってるだろう?」



「ありがとうございます。
それより…花森様も買い物ですか?」



育「いや、魅姫がここにいるって知ったから時間あったし来た。」



……は?
なんか話の流れがよくわからないだけど…。
私がここにいるってどうして知ってんのよ…。



私が何を考えているのか察したのか、花森様が言ってきた。




育「組で調べれば幾らでもわかる。

それよりその花森様とか言うのやめねぇか?
普通に育斗でいいから。」



「でもそれは…」



育「わかったか?」



「…わかりました。」



もの凄い目でにらまれてしまい、言い返す事が出来なかった。
ってか組使ってとかすっごい恐ろしいんですけど!!
幾らでもわかるとか……本当に恐怖でしかない!!




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