来てしまった。


昨日のよる本当に行くべきか迷いに迷って
来てしまったしまった。

建物の外見は割りと普通で下手したら普通のカフェと思って入ってしまい
そうなくらい、よくある感じだ。


『普通のカフェもやってます』
なんだ、やってんのかよ。
普通のカフェってなんだよ。
ま、いいや入ろ。


カラーン
「いらっしゃいませ!」
女性店員だ、しかも美人。
はしっこの方に座った。

「メニューになります。」

「あ、ども。」

まじ普通のメニューじゃん
私店間違えた?

「あ!」
やば声でてしまった

『擬似恋愛できます。店員に申し出てください』
はずかしよ!なんて言えばいいの!

「お決まりになりましたか」
タイミングいいのか、悪いのか!

「あぁの、このメニューで」
私は擬似恋愛のところを指差した。

「かしこまりました。」
よかったー、かしこまってくれた。ってそうだよね。これメニューにのってんだし

「お好きなタイプをお選び下さい。」
男の人の写真とプロフィールと細かすぎる性格が載ってあるリストのようなものをもらった。