「これ、読んでないだろ? あの人からの…」 なに? まだ手紙が? カサ… 私はそれを受け取って、 開いた。 「…は?」 書いてある衝撃の事実に 思わず声がでる。 「どういうことよっ!!!」 いつの間にか周りには 人だかりができていた。 「なんで? なんでそんなに 私を苦しめるの!? いい加減にしてよっ…!」 兄は私を止めようとはしなかった。