その夜遅くに
コッキーは花子さんのもとへお別れの挨拶をしに行きました
夜に花子さんが起きているかどうかはコッキーにはわかりませんでしたが とりあえず行ってみることにしたのです
運動場に着くと ちょうど花子さんは水を飲みに来ていました
コッキーはまた花子さんに聞こえる様な大きい声で 花子さんに呼びかけました
「花子さーん
コッキーでーす
分かりますかー?」
花子さんは今度はコッキーの声が聞こえたのか コッキーの方に目を向けるとニッコリ笑いました
「まぁ アリさん
よく来たわね
何か良いことでもあったからしら?
目がキラキラしてるわね?」
コッキーは照れ笑いをしながら
「わかりますか?
実は花子さん
あたし 明日エリ様のお供で 巣を離れます」
「エリ様?」
花子さんはわからない名前が出てきたので コッキーに聞きました
「あっ…
女王様候補のアリさんです
昨日結婚式でした
そのお祝いの席であたしはエリ様に一緒に付いてきてくれるようお願いされまして…
明日 朝 エリ様や王子様アリのダイ様と巣から離れて 新しい巣を探す旅に出ることになりました」
コッキーのうれしそうな報告に花子さんは自分の事の様に喜んでくれました
「良かったわね アリさん
新しい目標が出来たわね」
そういう花子さんにコッキーは
「これも花子さんと女王様のおかげです」
と言いました
その言葉に
「いいえ アリさん みんなあなたの努力の結果よ」
そう言いました
コッキーにはその言葉が何よりのご褒美でした
コッキーは花子さんのもとへお別れの挨拶をしに行きました
夜に花子さんが起きているかどうかはコッキーにはわかりませんでしたが とりあえず行ってみることにしたのです
運動場に着くと ちょうど花子さんは水を飲みに来ていました
コッキーはまた花子さんに聞こえる様な大きい声で 花子さんに呼びかけました
「花子さーん
コッキーでーす
分かりますかー?」
花子さんは今度はコッキーの声が聞こえたのか コッキーの方に目を向けるとニッコリ笑いました
「まぁ アリさん
よく来たわね
何か良いことでもあったからしら?
目がキラキラしてるわね?」
コッキーは照れ笑いをしながら
「わかりますか?
実は花子さん
あたし 明日エリ様のお供で 巣を離れます」
「エリ様?」
花子さんはわからない名前が出てきたので コッキーに聞きました
「あっ…
女王様候補のアリさんです
昨日結婚式でした
そのお祝いの席であたしはエリ様に一緒に付いてきてくれるようお願いされまして…
明日 朝 エリ様や王子様アリのダイ様と巣から離れて 新しい巣を探す旅に出ることになりました」
コッキーのうれしそうな報告に花子さんは自分の事の様に喜んでくれました
「良かったわね アリさん
新しい目標が出来たわね」
そういう花子さんにコッキーは
「これも花子さんと女王様のおかげです」
と言いました
その言葉に
「いいえ アリさん みんなあなたの努力の結果よ」
そう言いました
コッキーにはその言葉が何よりのご褒美でした

