それはそうだろう。 ということは康介はこの土地に住んでいる人間なのだろうか。 聞こうと思った。 しかしなぜだろう、その言葉が口から出てこない。 「あたし…この土地に来たの久しぶりだから遊び場とか分からないよ?」 「大丈夫、俺についてこい!」 台詞はカッコいいのにどうしてこんなにもときめかないのだろうとゲンナリした。 口を開けなければそこそこのイケメンに見えないこともないのに、と憐れんだ。 勿体ないにもほどがある。