虫取り網でも持って一日中追いかけ回して、午後はそこら辺の野原で昼寝して……夜は、綺麗な星を眺めて手を伸ばしていたい。

これが本当の自分だった。
それなのに、親の顔色を窺って過ごした人生の5年間。縛られた時間。

それがあったからこそ、
基本自由人な私は、反抗期が早く来たのかもしれない。