次の日からすごく気まずくて。
なんだか翔を避けてしまう。
勝手に恥ずかしくって、翔の姿を見るだけでドキドキしすぎて逃げてしまうんだ。
いつもはすぐ戻るのに、あの日からずっとこれ。
こんなの嫌だ。
だけどやっばり“普通”にすることができなかった。
翔はなんとかしてあたしに話しかけようとしているけど、
あたしが必死に避けるからなかなか話せずにいた。
『はぁ…、』
別に、こんなことしたいわけじゃないのに。
ほんとはうれしいのにな…
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