【私が君を愛した理由】




「あーあ!疲れたー!」




俺は8時間の労働を終えた。



町外れにある古びたレストランなんだけど、なーぜか人気があるらしく、
遠いところから足を運んでくるお客さんが多い。おかげで今日も繁盛繁盛。


確かにいい店だけどわざわざ来るようなお店でもない。
一体なんでわざわざ・・・。



でもそんな事はどうでもいい!
俺はこの後大事な予定があるんだ!


「お疲れ様でしたぁーっ!!!」


うちの店は私服にサロンだけをつけるスタイル。今日ほど便利だと思った事はない。

俺は取ったサロンをグチャグチャに投げ捨てギターを片手に店を後にした。