いつまでも




そこには真っ赤な薔薇の花束があった


『俺、別れようって言われて

初めて千春の大切さに

気付いた。傷つけてごめん』


「私‥辛かった‥

隼人が他の子に優しくするのも

抱いてるのも辛かった‥」


『ごめん‥ほんとごめん‥』


隼人に強く抱き締められた。