「おーい、みんなご飯ー。」

テーブルの上には、鍋。

「今日は鍋?おいしそう!!」

「今日は寒いし、天が風邪気味だからね。」

自分は会社で忙しいにもかかわらず、毎日ご飯を作る。

「だからー、今日は俺が先だって。」

「は?何言ってんの?僕に決まってるじゃん。」

「いつもそうやって年下だからって優先になると思うなよー。」

「別に思ってないから。自分だって、年上だからって偉そうにしないでよ。」

「してないから。」

珍しく、星と空が喧嘩しながらリビングにやって来た。席に座っても、まだ喧嘩してる。

「「あれー?まだ喧嘩してるー?」」

そこに、森と天がやって来た。

「ねぇ、喧嘩の原因って何?」

「「悪いのは星兄。」」

2人は声を揃えて言うと、興味がなさそうに他の話を始めた。

「まったく…少しは静かにできないのか…。」

少し遅れて、雷がやって来て、食事が始まった。