「この記事はねぇ……、私が…せっかく。せっかく、汗水たらしてア・ン・タの為に持って来 た記事なのよ!」

「……紙切れ一つに汗をかくなんて、さぞ汗かきなんだな、レイシャル。」

「はぁ? アンタ、女の子に向かって何っぅおおおお。それでも、イギリス人ですか」

「イギリス人とアメリカ人は何が違うんだ?今のは差別用語の様に聞こえたが。」

「すみません。……ついムカムカして。」

「まぁ、レイシャルの機嫌を悪くさせちゃった事は謝るし、僕はブリティッシュでも田舎育ちな者でね。紳士としてのマナーは習得してない。」

「……ん?随分な上手い言い逃れね。探偵ルーク君は、マナーをこの10年間で嫌と言うほど覚えさせられたと思うけど。」