―――――次の日の朝。 土方は元の仕事に専念していた。 私は巡察に出て、今は団子屋にいる。 幹部たちに買っていこうと思って…。 屯所に帰ると平助が走ってきた。 私は平助に言った。 『どうしたの?そんなに慌てて。』 「伊東甲子太郎が帰ってきたんだよ!」 伊東…甲子太郎? いずれ、新撰組から伊東派として分離し、近藤さんを暗殺しようと計画を企む…。 でも…結局伊東は新撰組の隊士に殺されてしまう。 その時平助も… また… 失うことになるのかな? 大切な人を…