屯所の…玄関?的なところで強制的に靴を脱がされ、ある部屋につれていかれた。
私を掴んでいる人が襖の外で言った。
「副長…入ってもよろしいですか?」
副長…!
えー!ヤダ…入りたくない。
やめて…土方の子孫だってばれたらヤバイんだって!
暫くして返事が帰ってきた。
「斎藤か。入れ。」
「失礼します。平助と総司が騒いでいたので何事かと思い、見に行ったところこやつがおりまして…つれてきました。」
斎藤…
沖田と同等の力を持つ人…
「そうか。とりあえずそこに座れ。」
私と斎藤はその場に座った。
「腰にある刀を外せ。」
私は言うことに従った。
