『わ、私が…沖田の代わり…』 「しばらく考える時間をやる。明日の昼にまた聞くからな。」 土方はそう私に言ってくれた。 夜…――――――― 『はぁ…どうしたらいいんだろう。私が沖田の代わりなんてできるわけないよね。』 私は沖田の仏壇の前で手を合わせながら一人呟いた。 いつもなら、この部屋に沖田がいて、ちょくちょく勘に触ることいってきたりするんだけど… そんな沖田がいないのは少し寂しい。 相談に乗ってくれる唯一の人… 笑顔で私の帰りを待っていてくれる人… それは全部沖田だった。